介護職の就職活動
介護の分野には数多くの職種や職場があります。このため、転職や就職するにあたっては、自分がやろうとしている仕事は、具体的にはどのような仕事内容で、どのような人を相手にするのか、あるいは、どの職種に属するのかなどをしっかり調べましょう。
同じ職種でも、働く施設によっては仕事が異なる場合もありますので、希望する仕事が決まったら、その仕事や施設について十分に研究しましょう。
求人情報を得るには、福祉人材センターやハローワーク、学校などの求人票、インターネットの求人サイト、求人情報誌などがあります。
年齢や資格の有無、待遇、採用条件、施設の運営方針や特徴などを確認しながら自分にあった施設を選びましょう。
採用試験は、施設や職場によって違いますが、一般的には、まず、面接が行われて、志望動機や取得している介護資格や経験の確認、さらには、基本的な介護の知識などが問われます。
その際、職場での仕事内容などを説明される場合がありますので、不明点などがあればきちんと確認しておきましょう。
多くの施設では、小論文や作文が行われております。そのテーマはさまざまですが、少なくとも、介護関連のテーマに関する作文の準備はしておいたほうが良いでしょう。
応募者が多い施設では、1次試験として筆記試験を実施する場合が多く、地方公務員試験の初級・中級レベルの選択式の一般教養問題が実施されます。
また、体力が必要な施設では、体力測定や実習などが行われる場合もあります。