女性に便秘が多いのはナゼ?
便秘は、2人に1人は悩んでいるといわれ、特に女性は50%以上が悩んだことがあるといわれております。
このように、一般的に言って、便秘で悩んでいるのは女性に多いと言われていますが、その理由として考えられるのが、
■食事制限あるいは、不適切なダイエットなどで、便の量そのものが少なく、腸の運動も慢性的に低下している。
■女性ホルモンの作用(水分貯留)のため、排便のための水分が不足している。
■妊娠中などによって、女性ホルモンの作用で排便のための肛門括約筋が収縮して排便しづらくなる。
■便意を我慢することで、排便のための体の反応が低下している。
まず、便秘予防のためには、便の量やカサさを増す作用のある食物繊維の摂取が必要です。しかし、便意を催しても、そこで我慢をしてしまうと、排便する力が次第に失われるようになってしまいます。
こうしたことを繰り返すと、更に便秘が悪化して、また食物繊維が必要になるという悪循環に陥ってしまうこともあるようです。便秘防止のための基本は、便意を我慢しないことなのです。