介護資格とは
訪問介護の仕事を行うためには、初任者研修、あるいは、実務者研修、介護福祉士の資格が必要となります。
主な介護資格には、介護職員初任者研修課程(旧 ホームヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修課程(旧 介護職員基礎研修)、介護福祉士などがあります。
この他にも、ケアマネージャー、ガイドヘルパー、介護事務などがありますが、とりわけ、介護福祉士は、国家資格であり介護資格の要であるため、就職にも有利な資格です。
介護福祉士の合格率は50%∼60%くらいで、他の国家資格と比較すると合格しやすいと言えます。
中学生や高校生が資格取得を目指す場合は、介護・福祉系の高校や短大、大学、専門学校などに進学して介護福祉士の国家資格を取得するというコースが一般的です。
特に、介護福祉士の専門学校に入学すると、卒業と同時に介護福祉士資格が取得できるメリットがあります。
社会人の場合は、まずは、介護職員初任者研修の資格を取得して、働きながら、介護福祉士実務者研修を経て介護福祉士の資格取得へとステップアップするケースが多いようです。
介護支援専門員は、介護福祉士がめざす資格で難易度は高めです。資格の難易度から見れば、初任者研修と実務者研修がやさしく、初任者研修は確認テスト的な筆記試験のみとなります。