介護福祉士の転職
介護福祉士は転職が多い仕事と言われていますが、その理由として挙げられのが、介護報酬が低いため生活苦から転職を余儀なくされる。
人手不足のため激務になり、それに耐えられずに離職する。ケアマネージャーなど他の資格を取得してキャリアアップを目指すなどがあります。
介護福祉士が転職を成功させるためには、職場環境を良く吟味することが大切です。
介護福祉士の職場には、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、有料老人ホームなどに入所している利用者に対して介護サービスを提供するタイプと、デイケアや訪問入浴など在宅介護の人にサービスを提供するタイプがあります。
前者の場合は、必然的に夜勤が伴いますし、とりわけ、人手不足の施設だと、連日のように夜勤を余儀なくされたり、場合によっては、一人で施設全体の責任を負わなければならい事態も発生することがあります。
このため、転職にあたっては、夜勤があるかどうか、また、スタッフの数がどれだけ確保できているかをチェックすることが、なによりも大切となります。
いくらやる気に溢れていても、心身消耗が激しい職場では長続きしないものです。
次に、どんな仕事でも、一定期間同じ職場で働き続けた経歴が求められます。
短期間のうちに職場を転々としているようでは、長続きしない人だと低く評価されてしまいます。
最低でも半年、できれば一年以上は同じ職場で働くことです。
そのためには、ただ我慢していやいや働くのではなく、最初から、長く続けられる職場を見つけることが大切です。
このように、介護福祉士が転職するにあたっては、働きやすく、無理なく続けられる職場を、いかに見つけられるかが最大のポイントで、収入はその次に考えるべきでしょう。