介護福祉士の資格取得
訪問介護の仕事を行うためには、初任者研修、あるいは、実務者研修、介護福祉士の資格がないと行うことができません。
とりわけ、介護福祉士は国家資格ですので、就職や転職の際には、初任者研修や実務者研修修了者よりも有利だと言われることが多いです。
介護福祉士の取得方法としては、「実務者研修と実務経験3年以上」を経て受験するもの。福祉系の高校を経由で受験するもの。養成施設(専門学校、短大、大学など)を経て介護福祉士試験を受けるという3つの方法があります。
なお、実務経験を経て受験する場合は、2017年1月の試験から、実務経験3年に加えて介護職員実務者研修を修了することが必須になります。
これらの資格要件を満たし、かつ国家試験(筆記試験と実技試験)に合格すると取得できます。
2014年に実施された第26回の介護福祉士試験においては、受験者数は154,390人、合格者数は99,689人で、合格率は64・6%でした。
これは、他の国家資格と比較するとやや高めの合格率です。
なお、今後は、介護福祉士の次のステップとして、認定介護福祉士という資格が新設される予定です。