酵素ダイエットの欠点とその対策
酵素ドリンクを使用した酵素ダイエットには主として3つの欠点があります。
酵素ダイエットを行うにあたっては、これら欠点を承知した上で、なるべくその欠点が少ないドリンクを選ぶとか、適切な対処をとることによって解決することが可能です。
■お腹が空く
酵素ドリンクによるダイエットで、一番失敗につながりやすい欠点です。酵素ドリンクは効果が高いものほど、お腹が減ってしまう傾向があるからです。
その理由は、酵素ドリンクによって代謝が高められ、身体の脂肪が燃やされていることにあります。空腹に余り慣れていない人は、無理のない段階から始めましょう。
例えば、酵素ドリンクで急にファスティングダイエットを始めるのではなく、まずは、1食置き換えダイエットにすることなどがあります。
最も簡単なのは、朝食を酵素ドリンクに置き換える方法です。朝食から昼食までの時間は、昼から夜まで、あるいは、夜から朝までと比べると比較的短いので、空腹状態になる時間が短くなります。
ただし、その分だけ、効果は低めになります。朝食を酵素ドリンクに置き換えるよりも、空腹状態の長くなる夕食置き換えのほうが、ダイエット効果は高いのです。
しかし、続けられなければ意味がありませんので、まずは朝食を置き換え、次に昼食、夕食を置き換え、最終的には、定期的なファスティングダイエットを行うという段階を踏むことをオススメします。段階的に空腹状態に慣れていくことで、長期間のダイエットにも耐えやすくなるからです。
■美味しくない
酵素ドリンクには、独特の酸っぱさや味があります。味のまずさに耐えられなくて酵素ダイエットを諦める人も少なくありません。しかし、この味の面においては、口コミなどを見て、余りまずくないドリンクを選ぶことで回避できます。味にも注目してドリンクを選びましょう。
■即効性がない
酵素ダイエットは即効性がありませんが、これはその方法にもよります。
酵素ドリンクを使って厳しいファスティングダイエットをすると、数日で数キロ痩せることも可能です。しかし、即効性を求めると、逆に極度の空腹に陥り、これが耐えられない場合もあります。
できるだけ、早い効果を期待する場合は、酵素ドリンクの選び方にも注意しましょう。たくさんの野菜をどのように熟成させているのかなどの特徴に注目し、酵素の力が強いドリンクを選べば、この欠点も避けられます。
ただし、酵素ドリンクは薬ではなく、飲めばすぐに痩せるものではありませんから、運動やファスティング等を適度に組み合わせる工夫も大切になります。