防災グッズを備える手順

防災グッズは、必要と思えるもの全てを準備できれば理想的ですが、備蓄できるスペースや、持ち出しできる量を考えて、何を準備するべきか取捨選択する必要があります。

また、いざという時に持ち出せる量にも限界がありますし、数日分の備えを一度に全て持ち出すことも無理な話です。

こんなことで頭を悩まして逃げ遅れてしまっては元も子もありません。

このため、事前に整理して準備する必要があります。

一般的に、防災グッズに対する考え方は、利用するシーンによって3つに分類されます。

まず、0次の備えは、常に携帯しておきたい物です。しかし、あれもこれも持ち歩けないので、自分に必要なものを厳選する必要があります。

1次の備えは、被災直後に持ち出す物で、安全に避難するために必要なものに加え、避難所で1日∼2日生活するために必要なものです。

これらは、パニック状態になっても迷わずに持ち出せるように、非常持出し袋や防災リュックにまとめておく必要があります。

防災リュックは両手を空けることが出来るので重宝します。

また、雨などで濡れて中身が使えなくならないように防水・撥水加工がされているものが理想的です。

中身については、一つ一つ買い揃えると手間だけでなくコストもかかるのでセット品がお得です。

セット品の防災リュックを選んで、足りていないものを買い足すのが賢い備え方でしょう。

2次の備えは、救援物資が届くまでの期間を生活するためのもので、1週間分の備蓄が必要だと言われております。

余震などが収まり、一時避難場所から自宅に帰ってきた時に持ち出すことを想定します。

救援物資が届くまでの期間は7日間と言われており、この7日間を自給自足で生活するための準備が必要です。

保管場所は、自宅が倒壊することも想定し、野外の倉庫や堅牢な場所に保管しておけるとベストでしょう。

まずは、1次の備えを優先し、0次の備えは、1次の備えの物から、持ち歩くべきと考えたものを携帯するようにします。

そして、2次の備えは、日常生活の中でストックを持つようにしましょう。

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