キムチの選び方
■製法で選ぶ
キムチの製法は熟成発酵タイプ・低温熟成タイプ・浅漬けタイプの大きく分けて3パターンあり、それぞれ特徴があります。
●熟成発酵タイプ
韓国のキムチはこのタイプが主流で、乳酸菌が多く含まれる本格的なキムチを味わいたい人におすすめです。
生きた植物性乳酸菌による発酵で酸味が増し、味の変化を楽しむことができます。
●低温熟成タイプ
低温で熟成することで発酵を抑え、賞味期限が近づくと酸味が強くなるといった味の変化を起こしにくくした製法です。
特に、酸味の強いキムチが苦手という人におすすめです。
「こくうま」や「プチにおわなキムチ」などがこれに該当しますが、多く出回っている製法ではないため商品数は少ない傾向にあります。
●浅漬けタイプ
酸味と辛さが弱く、あっさりとしているものが多いのがこのタイプです。
本格的なキムチが苦手な人でも食べやすく、また、比較的大容量かつ安価で手に入れることができます。
しかし、製造過程で発酵させていないため、乳酸菌がそれほど多く含まれないので、乳酸菌を摂りたいという人は不向きです。
■一人暮らしには小分けパック
一般的に販売されているのは200∼400g程度の量が入っております。
これだけの量だと、賞味期限内に一人では食べきることは難しいかもしれません。
また、ちょっとした酒のおつまみとしてキムチを食べたい人も、少量ずつに分かれて入っている2連パックの商品がお勧めです。
使い勝手がよく、賞味期限以内にも食べきりやすくなります。
■アレルギー表示の確認も必要
特に、アレルギーのある人はアレルギー表示を確認して購入しましょう。
白菜キムチでも海産物を使用した商品があります。
その中には、アレルギー特定原材料である「えび」や「いか」が含まれているキムチもあります。
その他にも、漬け原材料に小麦・大豆・りんごなどの材料が含まれている可能性もあります。