老人ホーム・介護施設の種類

高齢になって自宅で過ごすのは難しくなってきた、そろそろ、老人ホームにでも入ろうかと思っても、その種類は様々です。

このため、どんな施設があり、どの施設が自分に適しているのかを知っておかないと、いつまでたっても選ぶことはできません。

老人ホームの代表格としては、「有料老人ホーム」と「特別養護老人ホーム」ですが、その他にも、機能や特徴の異なる高齢者施設がたくさんあります。

また、施設によって、利用条件やサービス内容、費用などが異なりますので。老後の住まいを考える前に、まずは、老人ホームの種類を知っておきましょう。

■介護付有料老人ホーム

その名の通り、介護などのサービスが受けられる居住施設です。

たとえ介護が必要となっても、特定施設入居者生活介護を利用しながら居室で生活することが出来ます

24時間、介護スタッフが常駐し、ケアマネージャーが作成する介護サービス計画に従って、食事や入浴、排せつ介助などの介護サービスや、居室の清掃、洗濯、さらには、健康相談など日常生活の支援を受けられます。

■住宅型有料老人ホーム

生活支援などのサービスが受けられる居住施設です。

介護が必要となった場合は、入居者自身の選択によって、地域の訪問介護等の介護サービスを利用しながら、有料老人ホームの居室で生活することが可能です。

■健康型有料老人ホーム

食事などのサービスが付いた居住施設ですが、介護が必要となった場合には、契約を解除して退去しなければなりません。

■特別養護老人ホーム

介護付有料老人ホームと同様、常駐のスタッフが生活支援から介護サービスまでを提供する施設で、「特養(とくよう)」と呼ばれます

入居待ちの高齢者が全国で52万人を超えているとも言われ、最低数ヶ月、地域によっては何年も待たないと入居できないのが現状です

こうし現状を反映して、2015年の4月から、特養への入居基準が、これまでの要介護1以上から要介護3以上と厳しくなっております。

■グループホーム

認知症の人が、専門スタッフなどのサポートを受けながら5∼9名程度の少人数で共同生活を送るホームです。

入居者個人の状態に応じて食事、掃除、洗濯等の手伝いをするなどして、認知症の進行を遅らせるよう努めております。

■シニア向け分譲マンション

設備は全てバリアフリー仕様となっており、安否確認や緊急時対応などのサービスを提供する高齢者向けの分譲マンションです。

大浴場やレクリエーション設備、食事・家事サービスを提供するところなど、付帯サービスや設備はさまざまです。

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