肌トラブルは腸内環境の悪化が原因?

「肌の状態は腸内環境を表す」といわれるほど、腸内環境と肌は密接に関係しております。

腸内環境が悪い人は、腸の状態が「肌トラブル」というかたちで皮膚に表れます。

腸内環境を決定づけているのが、腸内に存在する細菌です。腸内には約500?1,000種類、約100兆個もの細菌が存在していて、それらが肌の状態や体調に影響しています。

腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がありますが、健康的な腸内は、多種多様な細菌が共存していながら、善玉菌が優勢な状態にあります。

しかし、食生活の乱れなどによって悪玉菌のほうが優勢になると、腸内環境は悪化し、便を排出するための腸のぜん動運動も鈍くなり、便秘になりやすくなります。

腸内細菌のバランスが崩れて便秘になると、腸内にアンモニア、フェノール、硫化水素などの腐敗物質が多く産生されます。

これが、腸管内で吸収され血管を経由して体全身を巡ることで肌に到達し、肌トラブルに直結しやすくなります。

便秘症状が続くと皮膚症状の悪化に繋がるため、腸内環境を整えることで、皮膚の状態を改善することが大切なのです。

 

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