「ゆらぎ期」の不調をイソフラボンで乗り切る
「ゆらぎ期」を少しでも快適に乗り切るために頼りになるのがイソフラボンです。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ている成分で、身体の中で女性ホルモンと同じような働きをします。
このため、イソフラボンを摂取することにより「ゆらぎ期」の落ち込みを緩和する効果が期待できます。
イソフラボンの女性ホルモン様の働きは、実際の女性ホルモンと比べて1/1,000から1/10,000分と穏やかなため、副作用の心配もなく安心して摂取することができます。
また、イソフラボンには、抗ストレス作用も期待できます。
ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが分泌されますが、大豆イソフラボンには、コルチゾールを合成する酵素の働きをブロックする働きがあります。
さらに、イソフラボンを摂取することで、若返りホルモンと言われているDHEAの分泌が促進されることにより、身体はストレスに対して抵抗できるようになります。
このように、イソフラボンは、ストレスの多い「ゆらぎ期」世代の女性にとっては頼もしい成分なのです。
この、イソフラボンが含まれている食品としては、納豆、豆乳、豆腐などの大豆食品です。
大豆には「畑の肉」とよばれるほど良質なたんぱく質に加え、脂質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど様々な栄養素が含まれています。
そのため、健康食として日頃がから積極的に食べるべき食品のひとつです。
その一方で、イソフラボンを摂取するという目的のために大豆食品を食べることは、あまり効率が良くありません。
大豆食品に含まれているのは「グリコシド型」イソフラボンなので、そのままでは吸収されないからです。
吸収されるのは、腸内細菌によって分解され、「アグリコン型」イソフラボンになってからですが、腸内環境は個人差が大きく、十分な量を摂取できるかはわかりません。
そのため、「ゆらぎ期」のつらい症状の緩和を目的にイソフラボンを摂取する場合は、サプリメントから摂取したほうが効率的です。
サプリメントから摂取するときは、吸収力の高い「アグリコン型」イソフラボンが配合されているかどうかを確認する必要があります。
「ゆらぎ期」の不調はずっと続くものではなく、急激な女性ホルモンの減少に身体を少しずつ慣らしていく期間でもあります。
このため、イソフラボンサプリメントを使って、上手に乗り越えていきましょう。