蓄電池とは

蓄電池は、電気エネルギーを貯めたり放出したりすることのできる装置です。その特徴は、繰り返し使用できることで、「バッテリー」とも呼ばれ、さまざまな種類があります。

蓄電池は、硫酸などの電解液の中にプラス(+)極とマイナス(-)極になる金属を入れることによって電流が生まれる仕組みになっています。

プラス (+)極にはイオン(+)が溶けにくい金属を、マイナス(-)極にはイオン(+)が溶けやすい金属を設置して、イオンとくっついていた電子(-)がマイナス極からプラス極に流れることによって、電量が発生する仕組みとなっており、これを、電気エネルギーとして使用します。

電流が発生している間は、蓄電池の中では電解液の中にマイナス極の金属がどんどん溶け出しております。

これを「析出」と言いますが、マイナス極の金属が全て析出してしまうと、これ以上電気を放出することができなくなります。

これと反対に、充電させる場合は蓄電池に電流を流してプラス極の電子をマイナス極に移動させることによって、プラス極の金属を電解液の中に析出させます。

これにより蓄電池の中に、電気エネルギーを貯めることができるのです。

蓄電池にどれだけ電気エネルギーを貯められるかは、蓄電池の「電池容量」によって決まります。

住宅用蓄電池は1.5から5.0kW、産業用蓄電池には1.5から20kWと電池容量の幅があり、目的や用途に応じて電池容量を決定します。

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