リチウムイオン電池の特徴・用途

リチウム電池とは、正極にリチウム含有金属酸化物を、負極にはグラファイトなどの炭素材を、電解液には有機電解液を使用した二次電池のことを言います。

一昔前には、リチウムイオン電池は3000回の充放電で20から30%程度の電池容量が減少すると言われていました。

しかし、最近では開発が進み、3000回の充放電でも電池容量が10%程度しか減少しないリチウムイオン電池も登場しています。

ニッケル水素電池と比較すると、エネルギー密度と充放電エネルギー効率が非常に高く、また、残存容量や充電状態が監視し易いといった特長があることから、今日では、蓄電池の中でもとりわけ、普及や技術開発の取り組みが推進されております。

その用途は、携帯電話やノートパソコンを始めとする幅広い電子・電気機器に搭載されており、技術開発が進んだ近年においては、電気自動車などの交通機関の動力源やスマートグリッドのための蓄電装置としても研究開発が推進されています。

また、住宅や小規模店舗、オフィスに導入される蓄電池の多くは、リチウムイオン蓄電池であり、現在のところ、リチウムイオン蓄電池を導入する方を対象とした補助金事業が設けられています。

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