浄水器のメンテナンス

浄水器を効果的に使用するためには、清掃とメンテナンスが必須です。

浄水器は、活性炭や逆浸透膜を使って水道水の異臭味などを取り除くだけでなく、残留塩素も同時に取り除くため、浄化した水には殺菌力がなくなってしまいます。

このため、浄水出口をこまめに洗浄すると共に、出口のノズル部分の交換が可能な製品を選択することが重要です。

また、ビルトインタイプの場合でも、カートリッジ交換時にはホースが洗浄できたり、交換できたりするものを選びましょう。

特に、浄化水をいったんタンクにためて使用するアルカリイオン水や逆浸透膜タイプは、タンクの清掃をこまめに行う必要があります。

できれば、浄水器の構造がシンプルで、丸洗いできるような製品が良いでしょう。

電気を使用する製品では丸洗いできません。

また、水道配管内部に、塩素を含まない浄化水が多く滞留する全量浄化型の浄水器は、蛇口からの汚染や水道水内の従属栄養細菌などによって、配管内部にバイオフィルムが形成されやすいので注意が必要です。

配管内部には水垢が必ず付着するからです。