糖質制限でダイエットするには?
■肉や魚介などのタンパク質をたくさん摂取する
糖質制限では1食の糖質を20g以下、1日の糖質を60g以下に抑えるのが理想とされています。
この他にも、1食の糖質を20∼40gに抑える「ロカボ」という方法もあります。
ごはん茶碗1膳分(約150g)の糖質は55.2gで、これは角砂糖11個分に相当します。
ごはんやパン、麺類などの炭水化物以外のおかずや調味料にも糖質は含まれています。
このため、1回の食事で摂取する糖質を20g以下に抑えるためには、これらの食材を食べないようにする必要があります。
カロリーを制限するダイエットは、肉や魚介などのたんぱく質も含めて全体の摂取量を減らします。
これに対して、糖質制限では、肉や魚介、大豆製品、卵などのたんぱく質はむしろたくさん摂取するようにしましょう。
1食につき複数種類のたんぱく質を組み合わせて摂取するのです。
また、食物繊維を毎食しっかり食べることもポイントです。
食物繊維を摂取すると満腹感に繋がるとともに、腸内環境を整えてくれるメリットがあります。
食物繊維が多く含まれる食材は、きのこ、こんにゃく、野菜、海藻などです。
■無理は禁物、メリハリを付けて継続が大事
どんなに良い方法であっても、継続できなければ効果は期待できません。
糖質制限ダイエットを継続させるためには、あまり無理をしすぎないようにしましょう。
時には好きなものを食べる日を設け、次の食事からしっかりと糖質を制限するというように、メリハリを付けた食生活を送るのもよいでしょう。
食品・食材の糖質量をチェックして、なるべく糖質量の少ないものを選ぶことがポイントです。